フライトコントロールシステム
可変ピッチマルチコプタやシングルヘリコプタのような、プロペラ/ローターの角度を変化させて飛行する機体に必要なサーボモータです。PWM入力対応サーボモータ(最大400Hz)であればすぐに対応できます。
機体を操縦するための無線装置です。双葉電子工業製のS.BUS対応送受信機やTKKワークス製の送受信機に対応しています。
もしものトラブルが発生した場合、原因を特定するために飛行計算結果を記録しています。墜落時に電源が喪失したり、上空でバッテリーが切れそうになった場合でも、確実にデータを保持します。
機体の状態や飛行装置、飛行速度などを地上へ送信する、無線装置です。免許の必要のない2.4GHzの無線装置から、長距離無線機、LTE等の公衆無線を選択して取り付けることができます。160kbps以上の転送能力の無線機を使用すれば、100Hzのリアルタイム情報伝送をすることができます。
ハードウェア、ソフトウェア共に国産オリジナルのフライトコントローラです。最新技術とエンジニアリング、飛行試験を繰り返し、さまざまな形状の機体をコントロールできるように制作しました。また、簡易的な飛行管理機能も内蔵し、あらかじめ決められたルートを飛行するオートパイロットの機能を有し、自動で飛行させることができます。
飛行中に機体と地面との距離を測定する装置です。約100mの距離を計測可能で、着陸時や低空飛行時に、飛行のサポート情報として使用できます。
機体が制御不能になった場合に、強制的に墜落させる装置です。オプションで、パラシュート展開信号を連動させることができます。
飛行をさせるために最重要なセンサである、慣性計測センサです。このセンサには、加速度センサ、ジャイロセンサ、GNSS受信機、圧力センサ、地磁気センサが搭載されています。このセンサ1つで、加速度と角速度、姿勢角、方位角、速度、位置、高度を同時に計測することができます。
当社オリジナルの可変ピッチマルチコプタやシングルロータヘリコプタのような機体では、大型のモータとESCをそれぞれ1台搭載します。通常の固定ピッチマルチコプタのような機体であれば、小型のモータとESCをアームの数だけ搭載します。当社のフライトコントロールシステムでは、大型・小型を問わず、最大8個(8ch)のESCとモータを搭載することが可能です(9個以上はオプションで対応)。ESCとモータの選定は、プロペラ推力、機体の大きさおよび重さから、出力と応答速度を考慮して選定します。
日本のGNSS衛星”みちびき”に対応したアンテナを使用します。マルチパスという誤った電波が入らないように取付位置を考慮します。